せんべいの、食べ屑はこぶ、ありんこよ、大きくないかい、食べきれますか
私には、何の不動も、ありません、慌てて恥じかき、白眼で見られ、やっとこ主だけに、頼ります
まどろみの、心地よささは、格別ね
愛すれば、離れすぎずに近すぎず、解っているのに、心得ないな・・・
赤とんぼ、ヘリより上手に、飛んでるね
雨の中、ひっそり佇む木だちかな
どちらから?待合室に、風が吹く
赤茶けた、線路と枕木、あの日でしょう
二時間の、電車も待てる、旅人は
飯炊きの、火加減にさえ、命がけ
電車まだ、ホームに寝転び、流れ雲
疲労感、気持ち良ささに、うとうとと
間に合った!祭りの後の、残り夏
ゆっくりと、歩く歩幅の、贅沢さ
逢いたくて、遠回りして、逢いたくて
湖面から、渡ってそよ風、届きます
木もれ日が、テントの中の私にも、届いて遊ぶ、ゆ~らゆら
谷に沿い、道はなります、峠越え
泣けばいい、笑えばいい、人だもの
沈静化、わくわくしない、旅支度
この部屋の、住民わたし、だけじゃない
ちゅんちゅんと、すずめ泣く声、わらべ歌
しょうがなか、意欲のでんこと、死ぬに死ねれん、生きるに生きれん
我、世にて、忘れな草と、成りはてる
これでいい、人が何言う、かまいなし、救いたまえり、ただ主にありて
我が身など、寿命と共に、消え去りし、汝(なんじ)のためと、願わす十字架
クリスチャン、地を這う止めて、繭(まゆ)の中、安息なさい、お眠りなさい
秋の夜の、雨降り続き、虚無の虫、雨宿りにて、鳴き続けたり
キリストと、共なる十字架、我死して、キリストだけが、生きたるこの身(ガラテヤ2:20)
10.06.2008
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